一瞬、頭に巡った映像。
制服が血で黒く染まり。
それを見て微笑んでる私。
「…っ!!!」
手を離し、直ぐに一歩下がる。
鞄を持って立ち上がった。
心臓がドキドキする。
息が乱れる。
うち、拒否してるんや。
思い出すのを。
「白虎、連合?」
幹部ってなんやねん。
何喜んでんねん。
違う、あれはうちじゃない。
よくある、顔が似てる人。
「………………」
再びベッドに座り、目の前に鞄を置いて。
無気力。
それが私には似合う。
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