部屋の中がシン、とする。
時計の音だけがカチカチと鳴って。
「なぁ、いい加減手離せや」
「あ?」
「触んなっつってんねん」
「お前…!!!」
「なに?やる気?」
「ゆいさんが、英寿さんに楯突いてる」
英寿?
こいつ英寿って名前なんや。
なかなか手を離さないから、逆に私も胸倉を掴んで。
また、睨んだ。
「ゆいさん!!!俺達白虎連合じゃないっすか!!!!」
「白虎連合?」
「そうっすよ!!!」
金髪の男の子が叫ぶ。
女の子はさっきからずっと泣いてるし。
白虎連合って族?
聞いたことないけど。
うん、聞いたことない。
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