「え?」
私の言葉に、皆の動きが止まる。
勿論目の前にいる金髪の男の子も。
知らん。
こんな人等、知らん。
「さっきからうちの名前馴れ馴れしく呼んでるけどや、」
「ゆ、ゆい…?」
「誰やねん、勝手に部屋入ってくんなや」
「お前、」
睨む私に女の子を筆頭に、目を見開く。
ただ一人だけ私を睨む人。
「なに言ってんねん、仲間ちゃうんけ」
黒髪に鋭い瞳。
その男は私の胸倉を掴む。
仲間?
誰と誰が?
あんたとうち?
うちとあんた等?
「笑わせんな」
うちはずっと一人。
一人で生きて来とんねん。
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