もう一体何時間経ったか分からない。 もしかしたらまだ一時間も経っていないのかもしれない。 でも凄く時間が長くて。 頭がおかしくなる。 「ゆいさっ…!!!」 涙が溢れる。 そして一粒落ちた。 ゆいさんはたくさん泣いたかもしれない。 逆に泣けなかったのかもしれない。 俺が傷付けたから。 「あ、」 ランプの色が消える。 手術が終わった合図。 皆の息が止まる。 視線は、扉。 そしてその扉から、 「終わりましたよ」 先生。 .