「雄大、さん」 顔を上げれば泣きそうな雄大が目の前で立っていて。 蓮は紫織さんと離れたソファーに座っている。 英寿さんと寿さんも、お互い離れ壁を背に立っていた。 「…なんすか」 「憶測やで、俺ちゃんと聞いてやれへんかったから分からんけど」 「だからなんなんすか?」 俺の隣に座り、壁を背にして。 雄大さんはゆっくりと口を開けた。 「ゆいは、総長を卒業してから龍と付き合おうとしてたで」 突然聞かされる真実。 いや、真実か分からんけど。 は? なんて? 「どういう、ことっすか…?」 .