「大丈夫?!」 「救急車!!!早く!!!」 近くにいた人達の心配する声。 私には、雨音しか聞こえない。 「………………」 絵里、あんたもアホやな。 もう少し待ってればうちを潰せたのに。 あんたの願い通り、うちは今この有り様。 滑稽やわ。 血が地面を濡らす。 頭からが一番流れていて。 制服が血で黒くなる。 それを見て、私は微笑んだ。 「白虎連、合…幹部」 身に纏う色は黒。 幹部の証。 戻りたい。 戻りたいよ、あの頃に。 もうやだ、全部。 .