白虎連合Ⅳ






龍に会えたら、ちゃんと話そうと思った。

けど、私もそこまで心広くない。








「嫌です」


「離せ」


「でもゆいさんっ…!!!」


「離せっつってるやろ!!!」







なかなか手を離さない龍。

仕方なく、力ずくで手を離して。




再び歩き出し、校門から出る。

そして振り向き、やっと龍を見た。









「あのさ、もう敬語とかさん付けしなくていいで」


「え?」


「白虎総長、止めたし龍に譲るわ」


「な、何言って」


「幹部はあんたが決めて、ほなな」


「ゆいさん?!」








まだ言葉を放つ龍に背を向け、走り出す。

振り向くことなく、全速力で。







こんな呆気ない終わり方。

本当はもう少し続けたかったけど。








うちには、もう無理。










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