購買の前は、今も騒がしい。
私の心と一緒。
「ゆい、大丈夫…?」
「うん、平気」
「全然平気ちゃうやん!!!」
暴走。
またあの龍に会わなきゃいけない。
行きたくない。
でも、行かないわけにはいかない。
どうしたらいいん?
寿の云うとおり、英寿くんや雄大くんに相談すればよかった?
華風さんって何?
どれだけ拒否するん?
「ごめん紫織、ちょっと相談出来る気分じゃないわ」
「それはいいけど、」
「先生には早退したって言っといて」
「え?」
「じゃ、」
「ゆい?!」
紫織の言葉を背に、歩き出す。
とても授業なんて受ける気になれない。
ごめん紫織、ちゃんと話すから。
今は一人にさせて。
紫織には当たりたくない。
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