ざわつく購買の前、私の声が小さく響く。 本当に小さい声で、届いたかわからないけれど。 「あっ!!!華風さんおはようございます!!!」 「こんちわっす!!!」 先に私に気付いたのは悲しくも隊員。 けど、そのお陰で。 「……………」 龍が私に気付いた。 端麗な顔は無表情。 瞳は、冷たい。 負けるな私。 総長卒業するまで待ってってちゃんと言わな。 ギュッ、と拳を握った時だった。 「どうしたんすか?華風さん」 .