「リン・ソルダー
16才
14才の時に悪魔の襲撃に巻き込まれ母を亡くしています。
彼女は母親が亡くなる際に…彼女自信に呪いをかけます。
エクソシストの呪いを…
彼女の血筋はエクソシストです。
母親がそうであったように。
彼女はこれ以上犠牲をだしたくなかったのでしょう。
村を守るために、自ら呪われるなんて…異例な事です。

彼女とクラウンはすぐに49パーセントシンクロしその場に居た悪魔八対を殲滅。

その後ローラン師範の元で修業。


…これがリンの過去の経歴です」


セシルが言った。


「ご苦労。
彼女の現在のシンクロ率は?」

「現在は62パーセントです。」

「そうか、ありがとう。セシル。」



アネットは考えた。
自分が最高師範になってから、こんな少女を見た事もない。

悪魔の標的になるだろう。


過去も余りに悲惨だ。
これ以上の過負荷は可哀相ではないかと。


「1度会いたい。」

アネットは言った。

「かしこまりました。リン、こちらへ。」


「はい。」


一人の少女が部屋に入って来た。