「あと5分で家でなきゃ遅刻ー!!ちょっ!部屋出て!!!!」 あわてて身支度を始める。 「先輩ーまだで――――すか?」 「もうオッケイ!早くいこう!」 航介くんの手を取って急いで家を出る。 「「行ってきます!」」 「はーい!いってらっしゃい」 家から学校まではたったの15分。 だけど電車に遅れると確実に遅刻。 遅刻だけは絶対に嫌!!!!!