あたしに苦痛を与えた4月も終わって5月になった。その頃からだんだんと斎藤のいない1日が当たり前になっていた。

そして同じ陸上部でクラスも一緒の三浦めぐみに何でも話すようになった。

でもやっぱりそれだけじゃ苦しくて話すたびに胸がズキズキしてた。