晩ご飯を食べ終えて
あたしは再び自分の部屋へ戻った
するといきなり携帯が鳴った
プルルル~♪プルルル~♪
携帯を見てみると
みーちゃんからだった
「みーちゃんどないしたの?」
「絢海…あのね春弥と喧嘩したの…グス」
そう言っているみーちゃんは
電話の向こう側で泣いていた
確かにみーちゃんと春弥くんが
喧嘩するとは珍しい
そう思いながらも何も
できないあたしがいた
「そうなの?とりあえず泣きやんで?」
「絢海ぃ~なんか分かんないよ」
「あたし、恋愛経験全くないからみーちゃんの気持ち
理解するの難しい…
でもみーちゃんが辛い時はずっと側にいるよ?」
「グスン…りがと」
「もう泣きやみな?」
「絢海…ありがとう」
そう言って電話を切った
みーちゃん大丈夫かな。
そう思いながら親友としてなんもできない事に1人腹が立った
