“ドンッ”
前の人とぶつかった
「あっ、すいません」
そう謝ると目の前には
ありえない程のイケメンがいた
目はくりくりで綺麗な二重
通った鼻に形の整った唇
背は170ちょいで髪はミルクティー色
あたしはその姿を見て
『やばっ、かっこよすぎ』
なんて思った
するとその人がいきなり
「名前なんて言うの?」
驚きを隠せないあたしは
「あっ、大島絢海です。」
「よろしく絢海っ」
「は…はいっ」
「俺の名前は楢崎 玲(ナラサキ レイ)玲って呼んでな?」
「わかりました。何年生ですか?」
そう聞くと玲は笑顔で
「絢海と同じ2年だよ?」
「ま…まぢですか?」
「そだよ。あっよかったら
番号交換しよ?」
「全然いいよ」
そう言ってあたし達は
携帯の番号を交換した
「あっ忘れてた。授業はじまる…急がなきゃ」
「ごめんな?んぢゃまたな」
そう言ってあたしは
教室に駆け込んだ
『やばっ。なんでこんな
あたしドキドキしてんだろ』
そう思いながら教室のドアをあけた
その時間は数学で
数学の教師の中山先生に
「大島ー!遅刻だぞ」
「ごめんなさいっ」
そう言いながら席についた
