仕組まれたんだ……。 そう思うのにさほど時間はかからなかった。 朋子はきっと“嘘吐き女”としてイジメる理由のためカビパンを下駄箱に入れたんだ。 でも、そんなの酷いよ…。 その場に座り込んでいると、その人はやってきた。 見間違えない、容貌。 美しいほどの髪の毛…。 ――――白菜だ。 間違いない…白菜? 白菜はすたすたとやってきて下駄箱で座り込んでるあたしを見た。 そしてすらっとした手を伸ばす。 …どうして?