先生まで顔を赤くして顔を背けたまま、咳払いをしながら瀬戸に指示をした。
「ほ~いっ。」
瀬戸は後ろの方に空いてる席を見つけて座る。
「おっ!?窓際ラッキー♪」
瀬戸はどっかりと机に足を投げ出す感じで座った。
「これで寝れ…♪」
「寝るなよ。」
先生のツッコミに瀬戸は慌てて両手を横に振る。
「やっだなー!先生っ!寝るわけ無いじゃんっ!!」
(寝る気だな…。)
瀬戸の態度に、綾香以外そう思ったことは無理も無いだろう…。