ちぃは頬を膨らませて、マリーのケージを突ついた。
マリーは滑車で遊ぶのを止めて、ちぃの傍に来る。
「…っ♪」
マリーが来て、ちぃは嬉しそうに顔を輝かせる。
カシャンと音を立てて、ちぃはケージを開ける。
手を出すとマリーはちぃの手に乗る。
ちぃの手に乗ったマリーはチョロチョロと手の上で動く。
どうやら餌を探しているのだろう。
「どうしたの~?マリー?
何か探してる?」
「マリーちゃん、お腹空いたのかな~?」
いつの間にか綾香まで来ていた。
「はい、マリーちゃん。」
綾香はひまわりの種を出してマリーの目の前に出す。