あの男が近づいてきた。 「…あなたが理介の…」 「…あ、あなたは?」 「はじめまして。俺は隣国“鳥のくに”の殿鷹の介…」 「今日は来ていただいてありがとうございます」 「夢羽に気休く呼び掛けるな…」 低い理介の声がした。 「ふん…理介、夢羽どのお幸せに」 意味深な笑顔で 去っていった。