皇塔学園☆帰宅部

温泉町の穴場。



そこには温泉町一帯を見渡せる景色。



夕方だと絶景のようだ。



しかし………



これじゃあ山を少し登らないといけないな。



道は整備されてるみたいだけど……体力的に辛いかもしれない。







だって山をひたすら1時間半登るのは……女の子には、ね?



千砂さんなら問題ないだろうけど。



んま、このスポットには普通にみんなでワイワイできるスペースはあるらしい。



朝から行って夕方絶景見てから帰れば体力的にもマシなほうかな…



提案する価値ありだ。



ちなみに穴場なのに雑誌に大々的に載せちゃうのはどうかと思いました。



でも……助かった。



いいお出かけ先が見つかったし。



……







……………











「ありがとうございましたーっ!」



おれは2リットルのお茶と炭酸ジュースを3本ずつ買って宿に向かった。



「いやー……帰宅部って期待してた以上にイイ場所だったなあ」



最初は単なる美少女軍団だと思っていた帰宅部。



実際は、美少女だし性格良いし……個性的で秀才だらけ。



本当、居心地もいい。



「さっさと帰ろっと」



おれは歩みを速める。



………







「先輩!!!せんぱぁぁぁぁぁぁい!!!!」



「んなっ!?」



「ゆうさーん!お手伝いに来ましたよっ」



みかんちゃんとくうちゃん。



なんだか常にみかんちゃんは傍にいるような……気のせいではないよね。



「んな…危ないでしょ?こんな夜道に2人で……」



「うぅ…先輩ぃ…寂しかったんですよぉ……」



………ダメだ、負けた。



「私達は大丈夫ですよ?お茶、持ちますね!」



「お、ありがとう。重かったら言ってね?」



「はいっ!」







こうして、突然現れた2人と一緒に宿へ戻った。



みかんちゃんはおれの片腕にとにかく密着していたのは……















なんだか恥ずかしいけど嬉しかった。