この後、普通に昼食をとり、あてもなく町をぶらつき、買い物をしたりして夕方辺りに宿へ帰還した。
「よーし!!まずは布団の位置を決めとくか!」
完全にアイスにノックアウトされているおれとは真逆。
千砂さんは相変わらず元気だった。
そして布団の位置を決めるくじ引きが始まる。
ポジションは…
足足足
①②③
頭頭頭
④⑤⑥
足足足
だ。
相変わらず真ん中は勘弁して欲しい。
…………
………………
「ぐぎゃあああああああ!!!!!!!」
「遊、うるさいぞ?」
「ぐぎゃぁぁぁぁぁ……」
結果
①千砂さん
②おれ
③みかんちゃん
④れもんさん
⑤くうちゃん
⑥ミィちゃん
再び真ん中。
さらに隣は…千砂さんは安全だが…もう片方、みかんちゃん。
れもんさんに「またよろしくね?」と励まされた。
当人のみかんちゃんはなんだか喜んでいるみたいだ。
いや、決して嫌なわけではない。
むしろ嬉しいくらい。
でも、やっぱり緊張しちゃうんです!!!
やましいことがなくても、緊張しちゃうんです!!!
と、そんなこんなで、すぐ夕食の時間になった。
やはり豪華極まりないものでした。
………
………………
…………ん?
おれは今、温泉に向かっている。
何だか、宿に戻ってからずっと違和感があったんだけど……客いないですね。
はぁ…
「って、貸し切りにしたんですかああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
つい、叫んでしまった。
誰からの反応もあるはずがなく、とりあえず虚しかった。
「はぁ」
おれは歩みを速めて温泉へ向かった。
