「リァリィ様、御手紙でございます」


「あら、誰かしら」


リァリィは封筒を受けとる。

「リリアからだわ…」



お母様


私はこれから別の種族の方と旅に出ます。

お母様達が倒したアモールの生き残りがまた世界を滅亡しようとしているんです。

だから、それを倒しに行きます。必ず帰りますから待ってて下さい。


リリア




「あの子…いつのまにこんなに立派になって…」


リァリィは手紙を見て少し微笑んだ。