空の彼方へ2

「はい」


アイリが言うと


「ならば今ただちに道を作らなければ…」


セイラは祭壇へと続く道を出す。地上から祭壇まで、綺麗な七色の道ができる。

「渡れ」


「ありがとう、セイラ!」


リリアはセイラに礼を言うと祭壇まで歩いた。









「ここが…祭壇…」


リリアは祭壇を初めて見てその素晴らしさに感動する。


「…リァリィ…?」


突然またどこからか声が聞こえる。


「リァリィ?…リァリィは母の名ですが…」


「あなたは娘なの?」


するとリリア達の前に美しい女神が現れる。


「私は女神ルーンベルト…世界を守る者…」


「…あ…あの、アモールの生き残りを倒したいんですけどどうすればいいですか?」


リリアは少し早口で言う。

「相談所みてぇだなぁ…」


セラフィーが言う。