息の音も聞こえない。 「待ってー・・・まってよー・・・行かないで・・」 私は、ベッドの近くに落ちていた緊急用のスイッチを拾った。 震える手でポチッとボタンを押す。 涙が、次々に溢れた。 真実が・・嘘であるようにと願った。 そう願うしか、無かった。 私、まだ君のこと名前で呼んだ事無かったの。 馬鹿だね 君に聴いてほしかった。 私が呼ぶ、君の名前。