急に弱弱しく君は私にそう言った。 小さく頷く私の頭を君はポンと大きな手で包んだ。 「なんか、されてない?」 君の優しい声が、脳に届き癒された。 だけど、あの嫌な感触は消えない。 まだいまでも、吐きそう・・・気持ち悪い。 「キスされた・・」 この言葉を発するのは、凄く嫌だった。 君を傷つけてしまいそうで・・。 あのあと、君は怒った顔をして私の口にキスしたよね。 何度も、何度も。 気持ち悪い、汚いあの感触を消すように・・・。