「……どうしたのよ?」
朝の教室。
アキに慰められ中。
「……あたしが…勝手に…」
自分でもわかるくらいのどんよりオーラをまとったあたしに、アキ以外は近づいて来ない。
机に伏せ、滲んできた涙を隠す。
「あたし…翼くんに“無口”って言っちゃったぁ……」
後悔が押し寄せてくる。
あのときは まだ 彼女だったのに…
最低だ…
「本当のことを言ったんじゃない。」
「だって…」
「それより、北原が浮気してることのが大変じゃないの!?」
……浮気 かぁ…
今まで縁のない言葉だろうと思ってたけど…
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