COOL LOVER



重い足を動かして、改札口を出た。


追いかけて来てくれなかったな…



「はぁ…はぁ…」



ちょっと走ったからなのか、心臓の音がうるさい。


…それとも、翼くんの寂しげな瞳を見たからかな?



ドキドキ より バクバク が似合う鼓動。


……ごめんね…無口だなんて言って。

翼くんはちゃんと答えてくれるのに。


無表情 なんて、思ったことないよ。

たまにすごく優しい目を向けてくれるって、知ってるよ。




「……っ…」



翼くん

ごめんね。



あたし……もう彼女じゃなくなったかな?




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