それにしても……
「似合ってるね、それ!!」
「まじ?ありがとうっ」
そこそこ背の高い葵くんは、モノトーンの制服がよく似合っていて
……うん。 アキとお似合いだ。
これを翼くんが着てるのか…
そりゃ、女の子たちが放っておくワケない。
もちろん、若いお姉さんたちも。
「北原見にきたんだろ?今、厨房手伝ってるから。
注文とりに行かせるよ。」
ははっ と笑ってから、席に連れてってくれる。
一番端の窓際。
空は澄んでて綺麗な青色。
もう秋なんだと実感する。
「では、ご注文が決まりましたらこちらのボタンを押してください。
ではごゆっくり。」
丁寧な敬語をつかって、ぺこりとスマートにお辞儀をする葵くんに、なんだかくすぐったくなった。
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