アキは……あれ。 ドアのところにいるみたい。 ……あ、葵くんと一緒だ。 「おぃ、どこ見てやがる?」 「ぁ、ごめん。あっ…」 不機嫌そうな声が聞こえてきて、慌てて後ろを振り返ると 翼くんの鋭い視線が突き刺さった。 い、痛い… …けど、かっこいい……/// 「ぁ、よかった。消さないでくれてっ!!」 返された携帯は、変わらずあの写メが待ち受けになっていた。 「消すワケねぇ。 …けど……」 「けど?」 パチリとぶつかった視線。 翼くんは、ちょっと優しい瞳をして言った。 .