大きな声で名前を呼んで、女の子たちとの間に割り込む。 痛いほどに視線が突き刺さる。 「ねぇ、線香花火やらない?」 笑顔で、不機嫌そうな無表情の彼に線香花火を差し出すと 「……フッ。それじゃ、どっちが長くできるか勝負だな」 「っ……うん!!!!」 微笑み翼くん なんて なかなか見れない!!/// よかった。 翼くんが他の子と花火しないで。 「……ちょっと、待ってよ」 花火をしていた位置に戻ろうとすると 翼くんの腕を引っ張って、一人の女の子が口を開いた。 .