隣にはあたしがいるのに… さっきからそれはそれはたくさんの、先輩に後輩、同学年の女の子たちが、翼くんに声をかけている。 いや、こういうのがこの花火大会の目的なんだけど… でもさ、彼女はあたしなのに 翼くんの隣にいるのはあたしなのに ……面白くない。 「……終わった。」 でもね… 翼くんは、ちゃんと断ってくれる。 てゆうか、無視してる。 今みたいに… 「ほら、お前もやれよ。」 って、花火を渡してくれる。 そして、翼くんの花火から 火を分けてくれるんだ。 .