「やっと終ったー!!」 あたしは、野球部のベンチにねっころがつた。 「ふに~。眠いな~… 歩いて帰るのがめんどくさいなー…」 あたしはずっと文句を言っていた。 「おい。」 あたしは、ん~?と言って、声の主を探した。 「あ、孝介。 どうしたの?忘れ物?」 あたしがそう聞くと、孝介はあたしに手を伸ばした。 ………? 「愛美を忘れた。」 ドキん… 「なに言ってんのよ(笑)」