野球とHと俺様ヤロー♥



「歩くの嫌だろ。
乗せてってやる。」


あれ…

孝介、顔がほんのり赤い…?


「早くしろ。」

「う、うん。」

あたしはそう言って、自転車にまたがった。


あれ…何か緊張する…。

なんなんだろ…


この気持ち…





あたしは、孝介の制服の背中の部分を

キュッ、とつかんだ。