いぢわる王子様

「弥生は……俺たちと同い年なんだ」


「16?」


「そう。……いや、正式には14」


「え?」


言っていることの意味がわからなくて、私は首をかしげる。


すぐるの震えが、更に増した。


何か言おうとしている、けど、それを言うには力がいるのだ。


私は、すぐるの体を抱きしめた。


「大丈夫だよ。言って?」


「死んだんだ」


え……?