いぢわる王子様

……え?


ハッと我に返り辺りを見回すと、当然、ここは教室の中。


寝ぼけて悲鳴を上げた私を、クラスメートたちがクスクスと笑う。


黒板の前に立つ先生からは、冷たい視線が突き刺さる。


「ご……ごめんなさい」


恥ずかしい!


顔を真っ赤にしてそっと席に座り、うつむく。