いぢわる王子様

目の前の森山すぐるによって、私の夢は崩れ去った。


「いやぁぁっ!!」


すさまじい悲鳴と共に、ガバッ!と飛び起きる。


心臓がバクバクと高鳴り、今にも停止してしまいそうだ。


「……碧?」


そんな私に、隣の席の律が顔を引きつらせながら声をかけてきた。