いぢわる王子様

「私は、すぐるを信じてるから」


『俺の事だけ信じてろ』あの契約を、信じてるから。
私は、それだけ言うと屋台の中へと戻った。


「碧、大丈夫だった?」


律が、心配して聞いてくる。


私は満面の笑みを浮かべて、「うん!」と、頷いた――。