いぢわる王子様

私は、紙の一つを手でつまみあげ、カサカサと開いていく。


普通の紙より、大分しっかりした手触り。


「え……?」


次の瞬間、私は言葉を失った。


「どうしたの?」


そう言い、律が私の持っている紙を覗き込む。


「これっ!!」


驚いて目を見開き、口をパクパクさせる律。


うん。


私も同じ感じ。


だって、その紙は写真で、それで、そこに写っていたのは……。