いぢわる王子様

「じゃぁさ、ゴミ、確認してみなよ」


「ゴミ?」


「そ。その中のゴミだよ」


私は、持っているゴミ箱に視線を落とした。


そういえば、この中に犯人のヒントがあるかもしれないんだ……。


私たちはチャイムが鳴る前の教室から、屋上へと続く階段の一番上へと移動した。


屋上への扉は普段閉められているため、滅多に生徒がこない場所だ。