「桃子おはよ♪」 「美帆おはよ〜。」 次の日の朝。 心のモヤモヤはとれないまま。 カバンを置きに自分の席へ向かう。 「‥‥‥そっか。」 総悟と席隣だったんだ。 なんか‥‥別になにかあったってわけじゃないけど。 それとなく、顔あわせずらいなぁ。 風邪は治ったのか。 総悟はいつもどおり、席につっぷして眠っていた。 _