one's first love~初恋~

―どうなんでしょうね?―


少し困りぎみに答えたじいじは
再度私に朝食はどうするかを尋ねた。




私が食べている間、
横でたっているじいじ。





いつもなら
黙って私が食べ終わるのを待っていてくれる。



それなのに
今日は違った。







―笑菜様、昨日の彼の事思い出されましたか?―





突然の質問。