夕焼け染まる空 僕は見つめていた 君が落とす影から 今日も目を離せずに いつも見ていた空 今日は何故か小さくて 輝いていない 君がいないからかな 君がいない教室の 机に自分の影つくって 弱いのかな 君がいないとなにも輝かない 声が聴こえてる? 僕が見えてる? この手大きく振るよ たくさんたくさん歌うよ 君にむかって… 「………翔太…?」 歌い終わって翔太を見る。 「…これ……夏葵が…?」 「…そ…だよ…?」 「…いい歌、だな…スゲェいい歌…」 翔太はそう言ってにっこりわらった。