「ねぇ、教室に連れてって」 ティータイム、 ヘタレに頼んだ。 「俺の教室?」 「しかないでしょ」 なんで?なんて聞かれたら 面倒だと思ったけど 聞かれなかったからよし。 「今から?」 「ああ」 コーヒーが入っていた 彼のマグカップが空に なったのを確かめて 席を立つ。 もぅ未練はない…。