「確か28期生だったと思うわ」 あー、やっぱ探さないといけないのかぁ。 「ありがとうございます」 俺達は滝さんに礼を言ってその場を離れた。 「図書室に行かなくていいのですか?」 「あー、そこまでするのめんど。」 ま、少しだけ須山さんと デートできたからいいか。 当たりを見ると 既に暗くなり始めていた。 冬だからすぐに暗くなるんだなぁ。 須山さんを家まで送ろうか。 「28期生だと私の3個上ですね」 彼女が呟いた。