不良のたまり場



彼女はさっきから
つまんなそうに
俺に暴言を吐いてくる。

そんなに俺に禿げてほしいのか?


「なんか喋ろ」

「え、あ、はい…」


なんて間抜けな返答だ。
その返答に勿論、彼女は
顔をゆがませる。


「なんだよ。

せっかくお前のために

待っててやったのに。」


ふんっと拗ねたまねをする。


「え?」


また間抜けな返答をしてしまった。