あたしはいつも先に帰ってしまう人だったから 奏くんが誰と帰ってるとか知らなかった でも今日はチェックできる 奏くんのことをまたひとつ知ることができる 「ねぇあたしも一緒に待ってていい?」 そういって奏くんの隣を陣取った、奏くんが大好きな高橋から 「いいけど」 少しそっけない彼も好き 誰にも渡したくない!そう思った