少し頬が赤い奏 ん?これは! 「好きっていえよ」 まだ覚えてたよ! 記憶力よすぎだよ! 奏のシャツからシトラスの香りがする その香りによいそうになって心臓の音がはやくなる 「俺ばっか…海のことが好きなわけ?」 そんな瞳でせかされると余計に恥ずかしくなる 下を向いて必死に言おうとする 恥ずかしいけど奏のことが大好きだから 「…………好…き」