「えとー…吉岡くん。あたし数学苦手なんだ………よろしくね?」 後ろを振り返ってそんなことを言う海ちゃんが 可愛くて仕方がない きらめく笑顔にノックアウトだ! もしかして僕が数学が得意なことを知っているとか? それで海ちゃんは… 「海…それ自己紹介じゃなくて頼みじゃん」 僕の隣の席の谷川 なれなれしく海ちゃんを呼び捨てにしてあきれている 「へへ…っ」 あー可愛い 愛しいよ海ちゃん