「ねぇ真美~。今からどうする~?1日サボる?」



「んー・・・どうしよっか?」




「1日って・・・」



おいおい・・・



1日ってのは・・・どうかと・・・



俺でも1限くらいはでてる



「おい。流石に1日は理事長に怒られるんじゃね?」



「あーうん、大丈夫!あたし、この学園の理事長の娘だから。ってかこれ入学式のとき言ったし」




・・・桂輔が言ってたのはこのことか



「寝てたでしょ?」




「・・・寝てた」



「やっぱり・・・」



「真美ー?あたしの存在忘れてない?」



「龍夜も俺の存在忘れてねぇ?」



俺?


「「忘れてない忘れてない」



「「嘘だ!」」



信じねぇのかよ・・・



まぁ嘘だけど。



桂輔の言う通り、忘れてた。