「奈緒?」 「………。」 夏樹なんて無視してやる 「なーお?」 フーンだ 「ごめんて、お昼奢るから許して、奈緒チャン。」 「許す。」 私って単純 ものに釣られやすすぎ 「つーか、もともと奢るつもりだったし。」 「え??」 「はい、奈緒の大好きなイチゴジャムパンとカフェオレ。」 そう言って私にパンを投げる 「わ、わぁ!」 「ナイスキャッチ!」 「あありがとう。」 「どーいたしまして。」 夏樹が優しすぎる… キモチワルイ 明日は雪が降る