え…


「おねがい…最後に一回だけ…」


今にも泣きそうな由芽を見てたら


嫌だなんて言えなかった



こんな由芽見たことねぇ…




そう思ったら自然と体が動いてた



「ごめん…」


「ううん…ありがとう。」


「じゃ、俺もう…」


「なつ、き?何やってんの?」


「奈緒!!」



行きなり入ってきたと思った奈緒がすごい勢いで出ていった



俺と由芽見て、青い顔して出ていった



絶対勘違いしてると思う




「夏樹!!」


「わりぃ由芽。俺奈緒のところに行かなきゃ。」



由芽をおいて、奈緒のところに向かった


―夏樹目線end―